『機動戦士ガンダムZZ』の主人公、ジュドー・アーシタ。
アムロ・レイ、カミーユ・ビダンに次ぐ三人目のガンダムパイロットとして、
第一次ネオ・ジオン戦争戦い抜きました。
そんなジュドーですが、彼の年齢は一体何歳だったのでしょうか?
ZZ本編最後に、ジュドーはどうなるのか?
そして、その後のジュドーはどういった人生を送ったのか?
今回の記事はそれらを調べ、まとめました。
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ジュドーアーシタの年齢について!
ジュドーアーシタの年齢ですが、公式設定では14歳とされています。
この年齢はガンダム主人公最年少であるウッソ・エヴィンに次ぐ年齢です!
ただ、この年齢は宇宙世紀88年10月14日にあたるZZ第31話以降に準じており、ZZ開始から30話までは13歳という年齢でした。
なので、正しくは13~14歳がジュドーの年齢と言えます。
13歳はウッソと同じ年齢で、つまりジュドーもガンダム最年少主人公と言えます(厳密にいえば『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主人公アルフレッド・イズルハの年齢は11歳で最年少主人公なのですが、パイロットではないのでノーカウント)。
13歳という年齢は日本でいえばまだ中学1年生ぐらいの年齢なので、そんな年齢で作中の活躍をしたジュドーのポテンシャルの高さには驚きです。
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ジュドーアーシタの最後はどうなる!?
ZZ本編最後にジュドーはルー・ルカと共に木星船団に参加します。
ZZ第47話でハマーンとの最終決戦、ハマーンとの一騎撃ちに勝利したジュドーは仲間の元に帰還します。
その後、ハマーンの行動を放置しておきながら、戦局が有利になると援軍に駆け付けてきたエゥーゴの大人達へと失望と怒りを覚えながらも、「代わりに俺を殴って気を済ませろ」と言ったブライトを涙ながら殴り飛ばし、第一次ネオ・ジオン戦争におけるジュドー達の戦いは終わりました。
宇宙世紀0089年3月15日、ジュドーとルー・ルカはネェル・アーガマクルーやシャングリラの仲間達、そして作中で死亡したとされていた妹のリィナ・アーシタに見送られ、木星船団に参加するという最後で締めくくられています
何故木星船団に参加したかはジュドー本人からは語られず仕舞いでしたが、ドラマCD『機動戦士ガンダム・オデッセイ』ではブライトが参加した理由を「己のニュータイプの資質を更に高める為」、「あるいは、争いばかりが続く地球圏嫌気がさしたのかもしれない」と語っています。
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ジュドーアーシタのその後も調査!
ZZ本編終了後のジュドーのその後は、TVシリーズなどでは描かれていません。
しかし、幾つかの漫画など外伝作品にはジュドー(もしくはそれらしい人物)のその後が描かれています。
それらの作品ごとにご紹介します。
- 『GUNDAM EVOLVE/10』
CGアニメによる短編OVA作品ですね。
木星に向かうジュピトリスにジオン公国からの亡命者を名乗るM(キュベレイMk-2?)とその追手(ドーベンウルフとザクの部隊)が迫る最中、ジュドーはZZ‐GR(最終決戦で下半身を失っていたZZガンダムをジムⅢなど他の機体のパーツで補修した機体)で迎撃する。
このジュドーは敵機より放たれたビームの軌道を見切り、ビームサーベルで切り払う他、ドーベンウルフのインコム2基を左右の武装で破壊すると同時に本体をハイ・メガキャノンで撃墜するなど、歴戦のエースパイロットの風格を見せました。
- 『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』
こちらは長谷川祐一氏の漫画ですね。
舞台は宇宙世紀0091年、ZZ本編のその後2年後という世界観で描かれています。
木星圏のオリュンポス・コロニーで暮らしていたジュドー(ちなみにルーとは別れています)の元にアムロ・レイが訪れ、二人は協力し合いネオ・ジオン残党が発掘した巨大機動兵器『巨神』の発動を阻止し、パイロットとして利用されていたミネバ・ザビを救出する……といった内容の漫画です。
しかしこの漫画に出てくる『巨神』のデザインがもろに最終回で敵味方全員因果地平の彼方に消え去る某伝説巨神(細部のデザインが異なりますが)なんですよね……
確かにガンダムも某巨神も富野由悠季監督が原作者とはいえ、あの黒富野の代表作(というか問題作)をクロスオーバーさせるとは……という衝撃的な作品でした。
- 『機動戦士ガンダム 英雄伝説』
こちらは青木健太・松川健一氏によりSDクラブNo.8~12に掲載されていた短編マンガで、ZZ本編その後の宇宙世紀0094年を舞台としています。
第二次ネオ・ジオン抗争後、シャアと共に消息を絶ったアムロ・レイを捜すカイ・シデンがシャングリラコロニーを訪れ、騒動に巻き込まれるという話です。
この漫画にはシャングリラチルドレンのメンバーやゲモン・バジャックなどZZのキャラクターが登場し、ジュドーも最終回でZZガンダムに乗って活躍します。
- 『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』
こちらは松浦まさふみ氏の漫画です。
舞台は宇宙世紀0099年。ジュドーはルー・ルカらしき人物と共に木星船団の仕事をしており、地球に帰還します。
その際にビーチャ・オーレグらしき人物と再会した描写がありました。
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』
- 『機動戦士Vガンダム外伝』
この3作品は『逆襲のギガンティス』を描いた長谷川祐一氏の漫画です。
この3作に兆通して『木星じいさん』と名乗る『グレイ・ストーク』という人物が登場しますが、
それがジュドーのその後の姿ではないかと噂されています。
『スカルハート』では自前のMSガンプに乗って、
主人公トビア・アロナクスと共にアムロ・レイの戦闘データをコピーしたバイオ脳が搭載されたMSアマクサを撃破しました。
『鋼鉄の7人』ではトビア達から神の雷計画を聞かされ、自分を欺いていた木星帝国に怒りを見せる一コマのみの登場でした。
『Vガンダム外伝』では戦乱が続く地球圏に嫌気が指し、同志たちと共にコロニーを2基連結させた冬眠船ダンディ・ライオンを建造し、太陽系外への脱出を計画していました。
作中では明言されていないものの、グレイ・ストーク=ジュドーのその後説の判断材料として、
- グレイ・ストークの語る経歴が(16歳から木星船団で働いていた)ZZ本編その後のジュドーの経歴に酷似している。
- ニュータイプであり、パイロットとしての技量もエースパイロット顔負けの高さを持つ。
- MSガンプの頭部の外装の下にはZZに酷似した頭部があり、ハイ・メガキャノンを使用できる上、ダブルビームライフルに酷似した武装を持つ。
- ゲーム作品では声優がジュドーと同じ矢尾一樹さんで、『ガンダムウォー』ではジュドーと同じ場に出せないという制限がある。
など、ジュドーと同一人物であることを示唆する証拠がちらほらあります。
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まとめ
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今回の記事はいかがだったでしょうか?
調べてみたところ、ジュドーの年齢は公式設定では14歳とのことでした。
しかし、実際は作中で誕生日を迎えていたので、正しくは13~14歳とのことです。
ZZ本編最後にジュドーはルー・ルカと共に木星船団の一員として木星へと旅立ちます。
ジュドーのその後はTV・OVAなどの映像作品を正史とするならば記されてはいませんが、幾つかの漫画などでその後を描かれていました。
特に、クロスボーン・ガンダムに出てくるグレイ・ストーク=ジュドー説が一番有力な説と考えられています。
14歳という若さで過酷な戦場を経験しながらも持ち前のバイタリティとメンタルの強さで乗り越えたジュドーならば、グレイ・ストークのような元気な老人になってもおかしくありませんね。