『機動戦士Zガンダム』の主人公であるカミーユ・ビダン。
初代ガンダムの続編の主人公であり、ファンの中では支持率の高いZガンダムの中でも抜群の人気を誇ります。
彼はZガンダムのその後は何をしていたのか?
カミーユ・ビダンは最強であるという説の真偽は?
ZZでも登場したとされる話数は何話だったのか?
作中での年齢は何歳だったのか?
今回の記事はそんな疑問を調べ、まとめました。
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カミーユビダンのガンダムZのその後について!
カミーユ・ビダンは『機動戦士Zガンダム』における最終決戦で仇敵パプテマス・シロッコと対決し、
見事倒しますが散り際のシロッコの思念を受け、精神を崩壊させてしまいます。
その後、続編である『機動戦士ZZガンダム』では
アーガマ内で幼馴染であるファ・ユイリィの看護を受けながら精神崩壊した状態で登場します。
そんな状態でありながらもその強力なニュータイプ能力は健在で、
ZZガンダムの主人公ジュドーの手を握ることでジュドーのニュータイプの資質を目覚めさせ、
Zガンダムに乗るように導きました。
最終的には精神崩壊状態から無事回復し、ZZの最終話でファ・ユイリィと海岸で抱き合うシーンもあります!
尚、ここまでの話はTV版Zガンダムについてであり、
『劇場版Zガンダム』ではカミーユの周囲の環境の違いや、カミーユの成長により精神崩壊しませんでした。
映像化した作品ではカミーユが精神崩壊から回復した、としか描かれていません。
しかし、他のメディアではカミーユが精神崩壊から回復した後について言及されているものがあります。
漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』では、宇宙世紀0099年頃にはカミーユは医者となっており、月面都市グラナダでファと共に生活しているとされます。
また、ゲーム『スーパロボット大戦シリーズ』では物理・機械工学が得意で趣味は機械いじりという設定が反映されたのか、
アナハイム・エレクトロニクスの技術者として就職しているパターンも多いですね。
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カミーユビダンはニュータイプ最強説とは!?最強説の理由は何?
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実はカミーユは公式設定(及びガンダムの生みの親である富野由悠季監督公認)で
『宇宙世紀史上最高(最強)のニュータイプ』と評価されています!
また、他の雑誌でも度々カミーユは他のニュータイプ達よりも高い能力を持つと表現されています。
生みの親である富野監督のお墨付きである、というのもカミーユ最強説の根拠ではありますが、
それ以上にファンから認められているカミーユのニュータイプ能力の高さが根拠と言えます。
実際にその強力なニュータイプ能力は劇中でも表現されており、
TV版第一話の時点で(ニュータイプが良く見る)
宇宙のイメージを幻視するほど高い素養があると思われます。
TV版18話でもアムロから
「自分よりもニュータイプとして見込みがある」
と言われています。
Zガンダムの終盤ではZガンダムに搭載されているバイオ・センサーの影響もあってか、
カミーユのニュータイプ能力は現実に具現化して不可思議な現象を起こすようになります。
その力はヤザン・ゲーブルやパプテマス・シロッコとの戦いで現れ、
Zガンダムがピンク色に光りだす(ハイパー化)現象を引き起こします。
また、カミーユは感受性が他のニュータイプよりも強いとされ、
その力は戦争の中に散っていった人々とも交感し合い、
その人たちから力を借り受けるという非科学的な現象を起こすまでに至ります。
この現象は『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』においてニュータイプは
『死者の魂から発する未知のエネルギーを操り、現実に働きかける者』という解釈通りと言えるので、
カミーユがニュータイプとして最高の能力を持っているのが分かります。
しかし、強すぎる力は必ずしも人を幸福にはするとは限らず、
カミーユもその例に漏れませんでした。
TV版ではその強すぎる力と、力を受け止めきれなかった繊細さによってカミーユの精神は追い詰められていき、
最後の精神崩壊に至るのです……
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カミーユビダンはZZにも登場していた!?カミーユ登場は〇話!!
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いくどか触れていますが、TV版のZガンダムでシロッコを倒したカミーユは
シロッコの最後の思念を受け止めたことで精神を崩壊させてしまいます。
そこでZガンダムは終わり『機動戦士ガンダムZZ』につながるのですが、
ZZはZガンダム終了直後の話なので、
カミーユは引き続きアーガマに乗ったままなので、続編のZZに登場します。
ガンダムZZ第2話(第1話は初代ガンダムとZガンダムを交えた説明回なのでこちらが実質第1話)では寝たきりという、
Zガンダムから知るファンからは衝撃的な姿で登場しました。
Zガンダムを手に入れる為にアーガマへと潜入しようとしたジュドー・アーシタの手を握ることで
ジュドーのニュータイプの資質を目覚めさせ、Zガンダムに乗るように導きました。
その後、ファと共にアーガマを降りて治療の為に地球へと降ります。
次に登場したのは第34話『カミーユの声』でした。
ダブリンでファの看護を受けながら回復し始めていたカミーユでしたが、
アーガマを狙って現れたグレミー・トトによるダブリンの爆撃のどさくさに紛れて行方をくらましてしまいます。
完全に回復していないながらもその強力なニュータイプ能力は健在で、
接近するグレミーを感じ取ったエルピー・プルが無断で出撃した際、
量産型バウ部隊により窮地に陥りましたがカミーユの助言により救われるだけでなく、
カミーユを捜して散らばっていたガンダムチームを呼び寄せるなど、
戦いに貢献しました。
その後、ネオ・ジオン軍によるコロニー落としからダブリンの民間人を救うために向かうアーガマからファと共に降ります。
最後に登場するのは第47話(最終回)です。
地球の海岸を笑顔でファと一緒に走る場面から、無事精神崩壊から回復したことが見受けられます!
直接的な出演はこれだけですが、終盤の戦いではその意志だけでジュドーの手助けをしています。
第46話でのグレミーとの戦いでは、グレミーが自らの大義の正当性を振りかざしてジュドーに立ち去るように迫った際、その時感じた怒りこそが戦う理由だとジュドーに意志だけで諭します。
第47話では行動不能になったジュドーのコア・ファイターに死んでいった人々の意思の力を伝え、再合体をさせるなどジュドーの勝利に貢献しました。
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カミーユビダンの年齢は?時系列で紹介!
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エゥーゴのエースパイロットとして活躍するカミーユですが、その年齢は幾つなのでしょうか?
時系列に合わせて紹介します。
・0087年(Zガンダム開始当時)
この時の年齢は16歳です。サイド7にあるグリーンノア1というコロニーに住むハイスクールの学生でした。
一年戦争の英雄であるブライト・ノアがキャプテンを務める『テンプテーション』が入港したと聞き、会いに行くために空手部をさぼって宇宙港に向かいましたが、そこでジェリド・メサに名前を馬鹿にされたことが、カミーユのそれからの人生を決定づけてしまいました。
・0088年(ZZガンダム開始当時)
この時の年齢は17歳でした。Zガンダムで起きたグリプス戦役が約11か月ほどのことなので、カミーユの年齢も一歳上がっています。
シャングリラコロニーに立ち寄った際、精神崩壊の治療の為アーガマから降りますが、その時出会ったジュドーのニュータイプの素質を開花させ、主人公のバトンを渡しました。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
カミーユ・ビダンはZガンダム本編終了後、精神を崩壊させてしまいます。
そのまま寝たきりの状態で続編であるガンダムZZに登場した姿を見たファンに衝撃を与えました。
ZZ終了時には無事回復し、その後は作品によって異なりますが医者か技術者になったようです。
また、Zガンダム本編では強力なニュータイプ能力を度々発揮したことから、
『富野監督の認定もあり、最強のニュータイプと呼ばれるようになったようです。
ただ、この強すぎるニュータイプ能力が仇となり、
TV版でシロッコによって精神を崩壊させられてしまいます。
しかしながら、劇場版ではカミーユは精神的に大きく成長し、
シロッコによる精神崩壊を免れます。
劇場版はこの精神崩壊が無くなったことからZZに繋がらないとして批判するファンも多いですが、
カミーユが真の完全勝利を収めた作品としてシリーズに繋がらない外伝として考えています。
劇場版には新作カットも多いので、是非見てみてください。