『ガンダムNT』のヒロインであるリタ・ベルナルですが
作品の中でリタ・ベルナルが亡くなったその後、彼女はどうなったのでしょうか?
今回は、ネタバレをまじえてリタ・ベルナルのその後について迫っていきます。
また、かわいいと話題のリタ・ベルナルのその可愛さの理由について
彼女の名言も一緒にたっぷり紹介していきますよ!
かわいくて人気もあるキャラクターですので気になっている人も多いですよね!
僕も映画を見て気になっていましたので一緒に見ていきましょう!
ガンダムNTを見て疑問に思っている方も多い
本編中に出てきたリタの背中にあった手術痕はどうしてつけられたのか?ということや
リタ・ベルナルのニュータイプ能力についても紹介していきますので
ぜひごらんくださいね!
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リタベルナルのその後とは?ネタバレをまじえて紹介!
では、リタ・ベルナルのその後について紹介していきます!
ネタバレも含まれていますので、ネタバレはまだ見たくない方は注意してください。
早速、結論からお伝えしますと
『ガンダムNT』本編でリタ・ベルナルはユニコーンガンダム3号機フェネクスの起動実験の際に亡くなったと思われます
連邦軍の公式発表では行方不明)。
その際にリタの精神はフェネクスのサイコフレームに宿り、
その後彼女の精神がパイロットのいないフェネクスを動かし続けました。
じゃあ精神が出ていった肉体はその後どこに行ったのか?という疑問が出てきます。
本編でもヨナ・バシュタがナラティブガンダムからフェネクスに乗り移った際にリタの肉体は何処にも見当たらず、
ヨナとの思い出の品であるペンダントしか残っていませんでした。
この件に関しては多くのファンがリタの肉体はフェネクスに取り込まれたのではないか?と予想していますが、
真相ははっきりとしていません。
また、本編ではヨナがリタが死亡したと言っていましたが、
その死因は特定されていません。
『ガンダムNT』より少し前の話である『ガンダムUC』の最後、
主人公バナージ・リンクスがサイコフレームの結晶体に包まれたユニコーンガンダム(通称神コーン)に
精神を取り込まれた状態になりますが、リタはこの時のバナージと同じ状態になったのだと思います。
バナージは精神を取り込まれた直後だったのでオードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)や
父親カーディアス・ビストの魂によってまだ残っていた肉体に帰ることができました。
しかし、リタはそのまま長い間フェネクスに精神を取り込まれたため、
肉体に帰ることが出来なくなり結果的に死亡したのだと思います。
その後多くのファンが言う通り肉体はフェネクスに取り込まれたのか、
または空っぽになった肉体はフェネクスから放り出されたのかは不明です……
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リタベルナルの背中の手術痕を考察!

出典:機動戦士ガンダムNT公式サイト
劇中に出てきた1シーンで、リタの背中に明らかに縫合した後の手術痕らしき傷が見えるシーンがありました。
この手術痕は、どうしてリタにつけられたのか?と疑問に思う方も多いでしょう。
この項では手術痕について個人的に考察してみました!
本編でのコロニー落としを予知したシーンを見るとリタはアムロ達と同じくいわゆる天然のニュータイプだったと考えられます。
その力を使ってコロニー落としの被害食い止めたことで幼馴染であるヨナとミシェルに『奇跡の子供たち』として取りざたされてしまいます。
このことに目を付けたティターンズによりコロニー落としにより肉親を亡くしていた三人はオーガスタ研究所に引き取られてしまうのです。
リタ達が引き取れた当時は『機動戦士Zガンダム』の最中でティターンズが追い込まれている状態でした。
丁度その時サイコガンダムにより被害を受けていたニューホンコンへの賠償としてルオ商会のステファニー・ルオが『奇跡の子供たち』の一人の引き渡しを要求していました。
ティターンズが追い込まれていたことに焦ったオーガスタ研究所所長であったティターンズ将校エスコラ・ゲッダは、起死回生の一手としてニュータイプの解析を進める為に本物ではない一人をルオ商会に渡して残りの二人への外科的措置も辞さないと考えていたのです。
それをたまたま聞いていたミシェルはヨナを騙して本物であったリタをティターンズに売ってしまったのでした(ミシェル本人は後々ルオ商会の力を借りてヨナとリタを救出しようと考えていましたが、その頃にはグリプス戦役が終戦を迎えリタの行方は判らなくなっており結果的に見捨てた形になった)。
本物だとばれたリタはニュータイプの力の解析の為の実験体とされてしまったのです。
この時にリタの髪を剃り上げて頭にメスを入れるシーンがあったことから推察すると、
リタの持つニュータイプ能力を解明する為に外科的な手術が何度も行われていたと推測できます。
それまで連邦の強化人間として出てきたフォウ・ムラサメやロザミア・バダムが
薬物や精神・記憶操作による強化されていたのに対し、
リタはかなり肉体面をいじられ調査されていたのでしょう。
それがリタの背中の手術痕の正体だと考えられます。
どんな理由があれ本来守られるべき存在である子供に容赦なく非情な手術を施し、
強化人間にするという連邦の闇が見られるシーンでした。
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リタベルナルのニュータイプ能力について!
『ガンダムNT』本編の中でリタが本物のニュータイプであると言われていますが、彼女はアムロやカミーユと比べてどんなニュータイプ能力を持っていたのでしょうか?
この項ではリタのニュータイプ能力について考察していきたいと思います。
『ガンダムNT』本編内でリタと二人の幼馴染は一年戦争時にジオン軍により行われたコロニー落としを予見し、
多くの人々の命を救ったことで『奇跡の子供たち』と呼ばれるようになります
(しかしながらこの時のコロニー落としにより三人は天涯孤独の身となり、
三人の能力に目を付けたティターンズによってオーガスタ研究所に引き取られてしまうのですが)。
このことからリタは未来予知やテレパシーもしくはそれに準じた能力の持ち主だったと思われます。
ニュータイプは深い洞察力や直観力に優れているとされ、
コロニー落としの予知を行ったことからリタは特にこの部分の力が強かったのではないでしょうか?
また『ガンダムUC』及び『ガンダムNT』の監督である福井晴敏氏はニュータイプに対して独自の解釈を明かしており、
簡潔にまとめてしまうとUC世界には死んだ人々の魂のエネルギーが集まる高次元の世界があり、
ニュータイプはその世界にいる人と話すことが出来て
そこからサイコミュを介してエネルギーを引き出し現実世界に影響を与える力を持つ人々だとしています。
高次元の世界では時間の軸も可視化されているとされ、
リタはその可視化された時間軸を見ることで未来予知を行ったのだと考えられます。
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リタベルナルがかわいい!人気の理由もチェック!
劇中ではすでに故人になっていましたが、
リタ・ベルナルは非常に人気のあるヒロインですね。
その人気の理由もチェックしていきましょう。

出典:機動戦士ガンダムNT公式サイト
やはり一番の理由はそのキャラクターデザインだと思われます。
本編では8歳の時と15歳の時の姿で出演しますが、その頃から既にかわいらしい容姿でした。
それだけに生きてヨナ達と共に25歳の姿で出てきてほしかったです……
容姿のかわいらしさも人気の一つですが、
やはりリタの人気の理由としては天真爛漫な性格と健気さも捨てがたいですね。
『ガンダムNT』の要所要所でヨナの回想に出てくる際の仕草の一つ一つがかわいい……
そういった天真爛漫な面を見せる反面、
リタはニュータイプ能力で自分が悲惨な人生を歩むことを知っていたにもかかわらずⅡネオ・ジオングを止める為に命を懸けました。
その為にはヨナとミシェル二人の幼馴染を巻き込まなければならなかったことに対して謝るなど、
自己犠牲精神の強さと健気さが彼女の悲劇的な人生と合わさってファンの心を掴んだのではないのでしょうか?
リタベルナルの名言セリフまとめ!

出典:https://v-storage.bnarts.jp/anime/gundam/115842/
ではここではリタ・ベルナルの印象的なセリフ名言について紹介していきます。
なおこちらのセリフ名言は「映画ガンダムNT」を見ることで確認できますので
すでに作品を見たことがある方も改めて見てみると面白いかもしれませんね!
「怖いことが始まる……哀しいことも」
『ガンダムNT』冒頭の8歳のころのリタ達3人のシーン。
孤児院の面々から一人離れたリタを追って行ったヨナとミシェルにオーストラリア大陸に落ちるコロニーの光景を見せた際のセリフですね。
作中初めてリタが喋るセリフですね。
このシーンを見たガンダムファンの多くがこのセリフをコロニー落としについて言ったのだと思いましたが、
最後まで見るとこのセリフが意味することが何だったのか判明するのです。
「天国はどうか分かんないけど、わたし、魂って絶対あると思うな。今が全部じゃない。何度だって生まれ変わるの」
作中何度となく出てくるリタの名言ですね。
ニュータイプは死者の魂と交信できる能力を持つと福井晴敏氏は解釈しており、
リタもまた優れたニュータイプ能力で魂の存在を察知していたのかもしれません。
「次に生まれ変わるとしたら、わたし、鳥になりたいな。ヨナは?」
上のセリフと同じく、作中何度も出てくるリタの名言です。
リタの無垢(むく)な願いでしかないこのセリフが、
後々リタがフェネクスという金色の不死鳥に生まれ変わってしまうことを考えると皮肉なものに聞こえてきますね……
「ダメだよ、ヨナ。怒りに身を任せてはダメ、何にもならないって、知っているでしょ?」
サイド6の学園都市メーティスでの戦闘でナラティブガンダムはNT-Dを発動させてしまいます。
ゾルタン・アッカネンにより突入させられたⅡネオ・ジオングのサイコフレームと共鳴し、
ヨナが秘めていた怒りと憎しみのまま暴走しようとしていたのをフェネクス(リタ)が精神感応で止めた際のセリフです。
このセリフによってヨナは正気を取り戻し、コロニーの破壊を免れたのです。
「あれは、この世界にあってはならないもの。その時が来たら、力を貸して。命が始めたことは命にしか終わらせられない。今の私には、もう……」
上のセリフの後、メーティスから撤退していくゾルタンとⅡネオ・ジオングを指したリタのセリフですね。
この後フェネクスは光の速さでメーティスを去ります。
また、このセリフを聞いたヨナはリタが既にこの世にいないことを悟りました。
「じゃあ、私にくれる?ほら、こうすれば使えるよ」
Ⅱネオ・ジオングとの戦いでミシェルの命が散った際のヨナの回想に出てきた幼少時のリタのセリフですね。
いじめっ子に奪われ壊されてしまった父親の形見を捨てようとするヨナへと三分割された形見の一つを手に取り、
ひもを通してネックレスにしました。
三つのネックレスは三人の思い出の品となり、
それらはヨナが乗り込んだフェネクスの中で再び一つになるという奇跡を起こします。
「ごめんね、ヨナ。ミシェルも。二人を巻きこんでしまって……でも、私だけじゃダメだったの。あれを止めるには三人の力が必要だって、分かっていたから……」
暴走するⅡネオ・ジオングとゾルタンを止めたヨナ達でしたが、
死に際のゾルタンの思念によりヘリウム3が臨界を迎えようとします。
その最中、ニュータイプの力で再び出会った二人の幼馴染にリタが今回の騒動の全てを予知していたことを明かしました。
8歳の頃コロニー落としを予知したリタはそれと同時にⅡネオ・ジオングという特大の災厄のことも予知していたのです。
そして、Ⅱネオ・ジオングを止める為には犠牲が必要なことも……
コロニー落としを予知した時からリタは誰にも知られることなく抗い続けていたのでした。
ここはリタの健気さに心打たれるシーンでしたね。
「ねぇ、私、ヨナに会えてうれしかった。だから何度でも生まれ変わりたい。それがどんなものでも、出会うために……ヨナは?」
リタとヨナが最後に言葉を交わした際のセリフですね。
リタとヨナ、二人の想いが通じ合った瞬間であり、同時に最後の別れの瞬間でした。
このセリフの後現実世界に戻ったヨナの前でフェネクスは光輝く翼でヘリウム3の爆発を包み、無力化するという奇跡を見せました。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
リタは死亡後、精神だけの存在となってフェネクスに取りつき宇宙をさまよい続けていたようですね。
その後『ガンダムNT』本編の際再び姿を見せたのでした。
リタの背中の手術痕は彼女のニュータイプ能力を解明する為に行われた非道な外科手術の痕だと思われます。
彼女のニュータイプ能力は本編でも見せていた未来予知やテレパシーに準じた能力を持っていると考えられており、
その力で未来の出来事をヨナ達に見せることが出来たのです。
そして、彼女のかわいさや人気の理由はやはりその容姿と天真爛漫な性格ですね。
また、本編で見せた健気さもファンの心を掴んだようです。
『ガンダムNT』放映から一気に人気が出たリタ・ベルナルですが、
残念ながら本編では既に故人な為成長した姿では出てきてくれませんでした。
しかし、これから『ガンダムNT』も色々なゲームに
出演する可能性も高いためもしかしたらリタも出演するかもしれませんね。