ガンダムワールドで最強の機体は何か?
こんな質問が出る度に必ず出てくる名前があります。それが∀ガンダムです!
今回はそんな∀ガンダムの機体性能やスペックについて調べてみました!
また、劇中で使われる武装を紹介してその戦闘の強さを考察してみました!
そして、∀ガンダム独自の機能であるナノスキンについてもまとめてみました!
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ターンエーガンダムの機体性能やスペックについて!
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この項目では∀ガンダムの機体性能や使われている技術などのスペックをまとめました。
ターンエーガンダムの機体の基本性能は?
全高20m、重量28.6t
後述のIFBDにより機体が稼働状態だと17.5tまで機体重量が軽減されます!
比較対象として初代ガンダムが全高18m、重量43.4tと断然ターンエーの方が重量が軽いんです!
この理由は後述の駆動系にて説明します。
パイロットはロラン・セアック(ローラ・ローラ)。密かに調査の為地球に降りてきた月の民『ムーンレイス』の少年です。
ターンエーガンダムの機体の動力源は?
名称は「DHGCP」。
これだけだと何のことかさっぱり判らないので説明しますと、縮退炉を2基搭載した装置のことです。
更に簡潔に言えばブラックホールを動力にしています。
詳しい原理の説明は長くなるので省きますが、ブラックホールは質量のある物を吸収しながら成長し、同時にエネルギーに変換しながら蒸発します。
その際に出たエネルギーは莫大且つエネルギー変換時のロスもほぼないので、質量を供給し続ければ常に100%純粋なエネルギーが産み出せるという代物です。
設定資料によると∀の出力は27,000Kw前後で、初代ガンダムは1380Kw。
単純計算で初代ガンダム20基分の出力が出せるとのこと!
更に驚くことですが、27000kwという数字は本来の出力の5%ほどの可能性があるのです!
その理由ですが、本編の∀ガンダムは後述のナノスキンにより「ホワイトドール」という名前の石像として長年封印されており、その為作中では多くの機能が封印された状態で5%の性能しか発揮できない状態でした。
ターンエーガンダムのすごいスペックその1『IFBD』
こちらは∀の駆動系に使われている技術のことです。正式名称は「Iフィールドビームドライブ」。
宇宙世紀ではビームに対する防御兵器として使われていたIフィールド(以下IF)を駆動系に応用しています!
これは強力なIFを機体表面に梁のように展開して機体を操る方法で、分かりやすく言うと強力なバリアで機体を制御しているのです!
その為フレームや駆動装置を必要としないので機体の内部はがらんどうになっており、従来のMSより軽量化することで作中のような軽やかな動きを可能としました。
また、IFBDの副産物として強力なIFを纏っているのでビームに対する防御力が非常に高くなっています!
ターンエーガンダムのすごいスペックその2『スパインパルスセンサー』
こちらはパイロット補助システムで、サイコミュ的な操縦補助装置だそうです!
脊髄に流れる電気信号を読み取ることで機体の追従性を上げることが出来ます。
この装置によってほぼ初心者のロランでも高度な機体制御が出来たのです!
ターンエーガンダムのすごいスペックその3『スラスター・ベーン』
脚部に搭載された∀の推進装置です。
脚部の裏側には一枚一枚がスラスターとなる二次元ノズルのスラスター・ベーンが密集しており、ベーン一枚一枚もさらに小さなベーンの集合体というフラクタル構造となっています。
その推進力はすさまじく、物語当初はナノスキンのカスが溜まって性能が発揮できないでいましたが、第12話でナノスキンのカスが取れるとその真価を発揮します。
その推力は重力下での完全飛行を可能とし、明らかに質量が上の宇宙戦艦を正面から押し返すなどモビルスーツ一機では考えられない力を見せつけました!
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∀ガンダムの戦闘の強さを考察!
先の項目で∀ガンダムの機体性能やスペックをご紹介しました。
この項目では∀ガンダムが劇中で使った武装を紹介しながらその強さを考察します!
ターンエーガンダムの強さの理由!その1『ビームライフル&ビームサーベル』
ガンダムと言えばこの二つの武器ですね!
初代ガンダムと同じ名前の武装ですが、実は∀の使う物は全くの別物と言ってもいい代物です。
まず、初代ガンダムの使う宇宙世紀のビームサーベルとライフルはミノフスキー物理学を基にして作られた武装です。詳しい説明を省くと宇宙世紀製の物はメガ粒子というものを収束してビームにします。
対して∀の方は重金属粒子を固有振動によって収束させて発射する共振粒子砲(リフェーザー砲)のビームライフルと電磁障壁で重金属粒子のプラズマを刀身に固定するビームサーベルという全く異なる原理の武装です。
威力・性能も段違いでビームライフルは地上や水中でも一切減衰せず、その威力も本来のコクピットではなく性能が引き出せなかった状態でも戦術核に近い威力を見せました!
ビームサーベルも非常に高出力で、同時代のモビルスーツの装甲ならどんな機体の物でも切り裂けるとのこと。
ターンエーガンダムの強さの理由!その2『ガンダムハンマー』
こちらも初代ガンダムの武装の一つに酷似していますが、幾つか能力が追加されています!
初代ガンダムのハンマーと同じくブースターを装備し、それを点火することで威力を増加させることが出来ます。また、IFBDを使う機体のIFに干渉して機体の動きを阻害する、トゲ部分が爆発するなど他のギミックも追加されています。
ターンエーガンダムの強さの理由!その3『胸部マルチパーパスサイロ』
∀の胸部にある多目的プラットホームのことですね!
IFBDを採用したことにより機体内部に空間的余裕が生まれた為、この機構が造られました。
劇中では牛の運搬や発掘された核ミサイルを隠すために使われていましたが、本来の使い方は用途によって様々な武装や補助装置を組み込むための物で、∀単騎で多種多様な戦場に対応させる為の武装だと考えられています!
ターンエーガンダムの強さの理由!その4『ビームドライブユニット』
通称「やったぜフラン砲!」。通称からふざけているように思えますが、実はかなり強力な武装なんです。
この武装から発射されるビームはIFでも無効化できず、劇中ではターンXも背部ウェポンプラットフォームを犠牲にして防ぐしかなかったほど強力なビーム兵器です。
ターンエーガンダムの強さの理由!その5『空間転移能力』
この武装の有無には諸説ありますが、∀とターンXには意図的に設定をぼかしている部分があるので、明言は出来ません。ただ、100% COLLECTION ∀ガンダム VOL.2という雑誌や福井晴敏氏の小説版では空間転移をしたという記述が残されています。
ターンエーガンダムの強さの理由!その6『月光蝶』

出典:https://www.biccamera.com/bc/item/1956674/
∀、ターンXを語る上で外せない武装はこの月光蝶ですね!
この武装があるからこそ∀が最強のガンダムに挙げられる理由と考えられます。
月光蝶は∀内部で生成されたナノマシンを背部から大量に外部へと放出、付着した物質を強制的に分解し砂に変えるというガンダム世界の中でも最凶の能力を持っています。
その力はかつて文明を破壊しつくしたとされており、∀が一部の登場人物から恐れられている所以でもあります。
この時背中から放出されたナノマシンは虹色の光の帯となり、まるで蝶の羽が生えたように見えることからこの名がつけられました。
この光の帯はビームのエネルギーも吸収してしまうので、強力なバリアとしても使うことが出来ます。
物質に対して最強を誇る武装です!
ターンエーガンダムの強さの理由!その7ナノスキンとは?
∀ガンダムの装甲はただの金属の板ではありません!
装甲そのものが極小の機械『ナノマシン』で構成されており、そのナノマシンは極めて高い自己修復能力を持っているのです。
装甲の損傷程度なら自ら回復させてしまうほどで、頭部のヒゲ部分が圧し折られても数日には完全に修復してしまうほどでした。
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まとめ
今回の記事はどうだったでしょうか?
初代ガンダムの20倍以上の出力、多種多様な装備、強力な武装。特に月光蝶というとんでもない武器を持っていることを考えれば、∀ガンダムが最強のガンダムだと考えられると思います。
しかし、最近のガンダムにはニュータイプ能力により人知を超えた力を発揮するユニコーン結晶体(神コーン)や、ダブルオークアンタなどの強力なライバルが多数出現しつつあります。
何時かは∀ガンダムを超える機体が生れるかもしれませんね!