機動戦士ガンダムUCの主人公バナージ・リンクスは物語当初、工業専門学校の学生として登場しました。
バナージと彼のクラスメイトはラプラスの箱を巡る戦いに遭い、地球を巡る陰謀に巻き込まれていきます。
今回の記事はそんなバナージと彼のクラスメイトの年齢と他のプロフィール、セリフをまとめてみました!
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バナージリンクスやクラスメイトの年齢やプロフィール!
バナージ・リンクスと、彼と共に登場するクラスメイトの年齢やプロフィールをまとめてみました!
バナージリンクスの年齢とプロフィール!

出典:機動戦士ガンダムUCRE0096公式サイト
ガンダムUCの主人公バナージはアナハイム・エレクトロニクス社系列の工業専門学校に通う16歳の少年です!
成績は中くらいをキープし、学業のかたわらブッホ・ジャンク社でスペースデブリ回収のバイトに勤しむ学生でした。
父親はカーディアス・ビスト、母親はアンナ・リンクス。
アンナ・リンクスはカーディアスの愛人で、バナージの存在はビスト一族の中でも一部の人間しか知らなかったようです(カーディアスの正妻との子供であるアルベルト・ビストや腹心のガエル・チャンもバナージの存在は知らされていませんでした)。
バナージはクラスメイト達に囲まれて普通の学生生活を送りながらも、どこか『ズレ』を感じながら生きていました。
しかし、オードリー・バーンという少女と運命的な出会いを果たしたことで彼の人生は大きな転機が訪れます。
インダストリアル7にて起きたロンド・ベルとガランシェール隊の戦いの最中ユニコーンガンダムを託され、バナージはオードリーを守るという目的をもって『ラプラスの箱』を巡る陰謀の中に身を投じます。
ガンダムナラティブでは表向きは消息不明となっていますが、ミネバ一派の一員として行動しており、ナラティブの主人公ヨナの手助けをするなど要所で活躍しました!
タクヤ・イレイの年齢とプロフィール!

出典:機動戦士ガンダムUCRE0096公式サイト
バナージと同じく、アナハイム工業専門学校に通う少年です! 年齢はバナージと同い年の16歳。
バナージとはルームメイトで、同じバイトの仲間でもあります!
かなりのモビルスーツマニアで、将来はアナハイム社のテストパイロットかメカニックになることを目指しています。
バナージと同じくロンド・ベルとガランシェール隊の戦闘に巻き込まれ、ネェル・アーガマに保護されます。
その後、整備士としてネェル・アーガマのクルーとなり最終決戦で使用されたフルアーマーユニコーンの装備を設計・製作するなど大きく貢献しました!
ガンダムナラティブではバナージと同様ミネバ一派の一員として行動しており、ガランシェールJrの整備士として登場しました。
ミコット・バーチの年齢とプロフィール!

出典:機動戦士ガンダムUCRE0096公式サイト
彼女もタクヤと同じくアナハイム工業専門学校に通う16歳の少女です!
父親はインダストリアル7の工場長を務めています。
タクヤ同様インダストリアル7の戦闘に巻き込まれ、ネェル・アーガマに保護されました。
その後、タクヤと同じくネェル・アーガマのクルーとなりました。
主人公のバナージに好意を抱いており、当初はオードリーに嫉妬と猜疑の感情を抱いていましたが、再び舞台が宇宙に移った際は(タクヤに気持ちが移ったことを含め)オードリーとの間に蟠りはほぼ無くなっていました。
小説版と設定が異なり、小説版ではアナハイム工専の隣にある私立校の生徒という設定でした。
残念ながらガンダムナラティブには未登場な為、ガンダムUC後の動向は分かりません。
その他のクラスメイト達

出典:https://ab-abo.com/anime-gundam-unicorn-03/
デニス・トム・マルコ・エスタの四人もバナージとはクラスメイトでしたが、インダストリアル7の戦闘の際に他の生徒十数人らと避難した際に流れ弾のビームの直撃を受け全員死亡してしまいます……
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バナージリンクスやクラスメイトの気になるセリフまとめ!
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ここからはバナージとタクヤ、ミコットの劇中でのセリフを幾つかご紹介します。
「私のたったひとつの望み、可能性の獣、希望の象徴……父さん、母さん、ごめん。おれは……行くよ」
Ep1「ユニコーンの日」より。発言者はバナージ・リンクス。
ユニコーンガンダムを初めて起動させた際のセリフですね。
カーディアスとの会話の中でバナージは自ら封じていた記憶を取り戻しますが、同時に父親であるカーディアスはユニコーンをバナージに託し爆炎の中に消えてしまいます。
混乱と悲しみの中でバナージはかつて父から伝えられた想いと言葉、母が危惧していたビスト財団の因縁に関わってしまうことへの謝罪を口にして、ユニコーンを起動させます。
託されたものの為に、何よりもオードリーを守る為に。
BGMの『UNICORN』を背景に流れるこのシーンはEp1屈指の名シーンだと思います!
「男と見込んだ。オードリーを頼みます!」
Ep3「ラプラスの亡霊」より。発言者はバナージ・リンクス。
フル・フロンタルにより虜囚の身になったバナージでしたが、ネェル・アーガマによるパラオ襲撃に乗じてユニコーンガンダムに乗り込んで逃げだします。
その時、デルタプラスを受領したリディと共に地球へ向かおうとするオードリーと再会しました。
地球へ向かうという行動がオードリーの決意だと確認したバナージは、リディへとこの言葉を送りました。
この言葉を受け取った後の「……殺し文句だな」というリディの表情が印象的なシーンでした!
小説ではリディはバナージのことを「勘が合う」と感じており、この頃からニュータイプ能力の片鱗を見せていたのかもしれません。
「あんただけは……墜とす!」
Ep3「ラプラスの亡霊」より。発言者はバナージ・リンクス。
フロンタルにダグザ・マックールを殺された怒りでNT‐Dを発動させたバナージは大気圏突入圏内でも戦闘を行い、シナンジュを追い詰めていきます。
制止の声を上げるフロンタルを無視しながら、それまで戦うこと……命を奪うことに消極的だったバナージは確かな殺意を抱き、ビームマグナムの引き金を引いてしまいます。
しかし、その結果は……。
それまであくまで巻き込まれていたというスタンスだったバナージが一転し、自分の意思で殺意を抱いたシーンでもあり、NT‐Dの危険性を表したシーンでもありました。
「おれは……おれは彼女を止めたい。止めなきゃならないんだ。ガンダム! おれに力を貸せ!」
Ep4「重力の井戸の底で」より。発言者はバナージ・リンクス。
それまで敵対したガランシェール隊と共に地球に降りたバナージは、ジンネマンと砂漠越えを行うなどの苦難を乗り越え、彼らと交流を深めていきました。
そんな最中、ロ二・ガーベイと出会います。
かつて連邦軍に家族を殺されたロ二はその怒りを抱いたままモビルアーマー「シャンブロ」を駆り、トリントン基地を襲撃しました。
シャンブロに搭載されているサイコミュに飲み込まれつつあったロ二は軍民関係なく破壊の限りを尽くし、それを止める為バナージは出撃します。
コクピットから出て文字通り身を張った説得が功を奏したかと思ったその時、ロ二の最後の拠り所だったカークスが死亡。その死をサイコミュから感じ取ったロ二は再び暴走を始めました。
ユニコーンのコクピットの中で、バナージはこのセリフを言いながらNT‐Dを発動させます。
Ep3の時点までNT‐Dに振り回され続けたバナージが自らの意思で初めて発動させたシーンとなります!
この時のコクピットに映るカーディアスの背中と、NT‐D発動と共に流れる『MAD-NUG』がこのシーンを盛り上げてくれます!
「助かった……連邦の機体だ。RGZ-95 リゼルだぜ、ミコット」
Ep1「ユニコーンの日」より。発言者はタクヤ・イレイ。
ネェル・アーガマとガランシェール隊の戦いに巻き込まれたタクヤとミコットは、オードリーと共にリディ・マーセナスのリゼルに保護されました。その時のセリフですね。
機体名称だけならともかく、型式番号まで咄嗟に言えるのは流石メカニックを目指しているだけありますね!
「宇宙(そら)に帰ってこい……バナージ!」
Ep5「黒いユニコーン」より。発言者はタクヤ・イレイ。
大気圏離脱しようとするガランシェールはブライト・ノアの一計により大気圏ギリギリに降りてきたネェル・アーガマが引っ張り上げるという方法で合流しようとします。
この時、整備士としてネェル・アーガマのクルーとなっていたタクヤがテザー・ケーブルを操っていました。その時のセリフがこの言葉です。
「バナージ、一緒に学校に戻ろうぜ! 連邦軍に雇ってもらうにしたって、ハイスクールぐらい出とかないとさ」
Ep7「虹の彼方に」より。発言者はタクヤ・イレイ。
ネオ・ジオングを倒したバナージですが、コロニーレーザーが自分たちを狙っていることを感じ取ります。
インダストリアル7の民間人諸共箱を焼き尽くそうとするマーサ達の陰謀を妨げる為、バナージはユニコーンのサイコ・フィールドでコロニーレーザーを防ぐことを提案します。
あまりに無茶な作戦に騒然とする一同の中で、タクヤはこのセリフでバナージの背中を押しました。
バナージに生きて帰ってこいと暗に言っていることが伝わり、タクヤの友人想いな性格を感じさせます。
「誰よ、あの女!」
Ep1「ユニコーンの日」より。発言者はミコット・バーチ。
プチモビの無断使用と不時着の犯人がバナージであると噂されている最中、当のバナージは戻らずにいたのをミコットは心配していました。
しかし、授業の一環で見学していたメガラニカの中でバナージが見知らぬ少女と歩いているのを目撃してしまい、思わずこの言葉が出ました。
バナージに好意を寄せていただけに、大事件を起こしておきながらまったく知らない少女と歩いていたことに嫉妬交じりの怒りを抱いたのでした。
「許したと思わないで。貸しにしとくわ。地球でしっかり、あなたの責任を果たしてきて」
Ep3「ラプラスの亡霊」より。発言者はミコット・バーチ。
リディの提案により地球に降りて連邦議会議員であるリディの父親に会いに行くという計画の為、軟禁されていた部屋を抜け出したオードリー=ミネバ・ザビをミコットは目撃しています。
通報しようとするミコットに対し、オードリーは地球に行く理由を語り説得を試みます。
しばし睨み合うミコット達でしたが、このセリフと共にミコットが折れました。
ミコットからすれば恋敵に当たるだけでなく、友人たちを失う羽目になったインダストリアル7の戦いの要因の一つだったオードリーは許すことのできない相手でした。
ですが、彼女の言葉の真剣さを感じ取れたからこそ見逃したのだと思います。
「女の嘘はね、肌にピリピリくるの。あの子は本気よ」
Ep6「宇宙と地球と」より。発言者はミコット・バーチ。
ネェル・アーガマがネオ・ジオン軍に乗り込まれた際、ジオンの姫君として振舞うオードリーを疑ったタクヤへとこう言って反論しました。
同じ女のカンが働いたのか、ミコットはオードリーの行動がフロンタル達を油断させるための演技だと見抜いており、事実オードリーは負傷者として警戒が薄かったマリーダの力を借りて行動を起こしました。
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まとめ
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如何だったでしょうか?
バナージとそのクラスメイト達の年齢やプロフィールを簡単にですがまとめてみました。
三人とも16歳という若さであまりにも過酷な戦いを経験しながらも、ラプラス事件を生き抜きました。
主人公のバナージだけではなく、タクヤとミコットも非常に魅力的なキャラクターです!
そのセリフもいくつか抜粋して載せましたが、文章だけでは全てを伝えることは難しいので、実際にアニメを見て楽しんでくださいね!