キラ・ヤマトは『ガンダムSEED』と『ガンダムSEED Destiny』の2作品で活躍しました。
その2作品でのキラ・ヤマトの名言を集めた名言集と、キラが2作品の中で乗っていた機体を人気順にまとめてました。
是非。ご覧ください。
スポンサードリンク
キラヤマトの人気の名言集
こちらの記事はキラ・ヤマトの人気の名言を集めた名言集です。
ガンダムSEEDのキラヤマト の名言
[afTag id=496]
「キャリブレーションを取りつつゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定……
なら疑似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結、
ニューラルリンゲージ・ネットワーク再構築。
メタ運動野パラメータ更新、フィードフォワード制御再起動、伝達関数、コリオリ偏差修正。
運動ルーチン接続、システムオンライン、ブートストラップ起動!」
第2話にてキラが初めてストライクガンダムに乗り込んだ際、そのOSを書き換えた時のセリフです。
コズミック・イラ(以下CE)歴のMSの強さはOSに頼る部分が多く、
軍隊の規模が小さいながらもコーディネイターがMSを使って地球連合に優位に立てたのは、
MSを動かすのにナチュラルでは使い切れないような複雑なOSをコーディネイターが使えたからでした。
地球連合のMSとして製造されたストライクはキラが乗り込んだ段階ではOSが未完成で、
まともに動くことなど出来ない状態でした。
それを知ったキラはMSジンと戦いながら高速でタイピングし、
OSを完成させてしまったのです!
キラの底知れない能力の片りんを見せたシーンでした。
また、実際に聞くとこのセリフはかなりの早口かつ長いのですが。
でキラ役の保志総一朗さんはこの長セリフの収録を一発でOKを貰ったとのことです。
「キラ・ヤマト!ガンダム!行きます!」
第4話にて、初めてアークエンジェルから出撃した際のセリフです。
平成のファーストガンダムを意識して作られた作品だけあって、
『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイの出撃セリフを意識しているように思えます。
「あの艦には……友達が乗ってるんだ!」
第5話でアスランが乗るイージスに鹵獲された際に、
投降を呼びかけたアスランへとこのセリフで返しました。
戦争に関わりたくなかったキラが、
嫌々ながらもストライクに乗っている理由はヘリオポリスの学友たちを守る為でした。
しかし、この後キラはコーディネイターとナチュラルの間にある偏見や差別、
対立を目の当たりにすることになります。
「やめてよね……本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ!」
第17話で婚約破棄を告げたフレイを庇うキラに掴みかかろうとしたサイの腕をひねり上げていったセリフです。
この時のキラは普段の穏やかな表情から一変した険しい表情で、
普段絶対に言わないであろうセリフを言いました。
この時のキラの豹変ぶりに驚いたファンも多かったと思います。
「気持ちだけで、一体何が守れるって言うんだ!」
第18話でカガリ・ユラ・アスハへと言ったセリフです。
カガリが身を寄せていたレジスタンス『明けの砂漠』は拠点にしていた街をアンドリュー・バルドフェルトに焼かれ、
その報復をしに行った『明けの砂漠』の構成員たちとカガリでしたが、
MSバクゥ相手に彼らの持つ武器では歯が立たず、
結果として多くの仲間達が犠牲になります。
共同戦線を張ったことで救援に来たキラはストライクでバクゥ部隊を退けます。
戦闘後、カガリたちの無謀を咎めるキラとカガリは口論になり、
キラはカガリの頬を平手打ちにし、このセリフを言いました。
普段のキラならば女の子を平手打ちにするなど絶対にしなかったのでしょうが、
地球降下前の戦闘で守れなかったシャトルに乗っていた少女の件やフレイのことでサイと揉めたことなどで
精神的に余裕がなかったことに加え、
カガリや『明けの砂漠』の戦い方が命を粗末にしているように見えたのでしょう。
キラのいら立ちが見て取れるシーンでした。
「僕は……僕は……殺したくなんかないのにぃぃっ!」
『砂漠の虎』アンドリュー・バルドフェルトが乗るラゴゥを死闘の末倒したキラが言ったセリフです。
バルドフェルトはアスランを除いてキラが直接出会って言葉を交わしたザフトの士官でした。
地球に降りてからの戦闘はフレイの思惑通り、
彼女を守る為に以前のようなためらいを無くしてザフトと戦い続けていたキラでしたが、
バルドフェルトとの交流でMSに乗っているのが自分と同じ生身の人間であるという事実を突きつけられます。
無我夢中でラゴゥを倒したキラはストライクのコックピットの中で涙を流し、このセリフを叫びました。
このセリフはフレイを守るという言い訳によって覆い隠されていたキラの本音が出てしまったのだと思います。
「昔、友達に……!大事な友達に貰った……大事なものなんだ……!」
第28話、オーブに入港したアークエンジェルを捜しに潜入したアスランと意図せず再会したキラ。
アスランの仲間が見ている中、フェンス越しにキラの鳥型ペットロボ『トリィ』をアスランは渡します。
トリィを渡して立ち去ろうとするアスランに、キラは咄嗟にこのセリフを言います。
キラのペットロボであるトリィはキラとアスランが月面都市コペルニクスにいたころ、アスランがキラに渡した物でした。
このセリフは今は敵対してしまっているアスランに変わらない友情を伝えようとしたのかもしれません。
しかしながら、このすぐ後の戦闘で二人はお互いの友人の命を奪い合い、憎しみをぶつけ合うことになるのです……
「君に出来ないこと、僕は出来るかもしれない。でも、僕に出来ないこと、君は出来るんだ」
アスランの乗るイージスとの戦闘でMIA(戦闘中行方不明、実質的には死亡扱い)に認定されていたキラが、
フリーダムに乗ってアークエンジェルに帰還します。
仲間の帰還に活気づく仲間達の中で、サイだけは複雑な感情を持っていたのでしょう。
MIAになったキラが生還したことに喜びを感じるけれど、
フレイとの一件が尾を引いて素直に喜べず、
そんな自分に嫌悪する……そんな複雑な感情を持て余していたサイは、
キラと二人きりになった際その感情をぶつけます。
その時キラはこのセリフでサイへと答えます
確かにキラはサイと違いMSに乗って戦うことが出来る……
しかし、そんなキラに出来ないことがサイには出来る。
サイの持つ人柄の良さや自分が辛くても他人を気遣える性格などは、
キラが持っていないサイの長所です。
この時サイが自分の想いをさらけだしたことで、
二人は本当の意味での友人になれたのではないでしょうか?
「それでも、守りたい世界があるんだ!!」
最終話にて、ラウ・ル・クルーゼが乗るプロヴィデンスガンダムと対峙し、
ガンダムシリーズ恒例のラスボスとの戦いながらの問答が始まります。
問答の末、キラはこのセリフを言うと同時にプロヴィデンスのコックピットをビーム・サーベルで刺し貫き、
戦いに終止符を打ちました
ガンダムSEED Destinyのキラヤマト の名言
[afTag id=500]
「ラクスはこうだからって決められるのは困る、そうじゃないラクスは要らないとか」「そんな世界は傲慢だよ」
『デュランダル議長にとって都合のいいラクス』を演じるミーアを見てのセリフ。
Destinyではキラとラクスは恋仲となっており、
そんなキラからすればラクス暗殺疑惑に加え本人の了承無く影武者を立てたデュランダルにはいい印象があるわけもなく。
このセリフは静かな口調で言っていますが、内心では怒り心頭だったのではないでしょうか?
「でも違う!命は何にだって一つだ!だからその命は君だ、彼じゃない!」
最終決戦にて対峙したレイ・ザ・バレルの乗るレジェンドガンダムとの戦いの際にこのセリフを言います。
レイ・ザ・バレルはキラが2年前に倒したラウと同じくとある人物のクローンであり、
レジェンドはラウが最後に乗ったプロヴィデンスの後継機に当たります。
まさに2年前の焼き直しのような戦いの中で、
キラはレイがラウ・ル・クルーゼの分身であることに囚われていたことに気づき、
レイにこのセリフで諭します。
デュランダルに望まれている『もう一人のクルーゼ』を演じようとするレイへと、
その命の持ち主は自分自身なのだと叫びました。
このセリフを聞いたレイは動揺し、それがキラに敗れる要因になります。
「だから明日が欲しいんだ!どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ!」
オーブVSザフトとの最終決戦の大勢は決し、
オーブの勝利が確定した中キラは機動要塞メサイアの中でデュランダル議長と対峙します。
自らの提唱(ていしょう)するデスティニープランの正当性を主張するデュランダルに対し、
キラは彼の主張を否定します。
デュランダルが提唱するデスティニープランは、本編ではあまりにも壮大なスケールの話だった為説明不足になっており、
各メディアでも議論の的になっていましたが、
簡単に言ってしまえば個々人の遺伝子情報を解析し、
適切な人生を送らせるという物だと考えられています。
デスティニープランが実行されれば争いも起きなくなる、
と本編でデュランダルは語りましたが、
それは人間の可能性を完全に無視した冷たい管理社会でしかありません。
デュランダルの言う通り、このままでは世界は争いは消えないかもしれない……
けれど、良い方向に人は変わっていける、分かり合うことが出来る……
キラはその可能性に希望があることを信じてデュランダルにこのセリフを言ったのでしょう。
事実、キラの言葉は彼らの問答を陰で聞いていた人物の心に響き、
その行動を変えるのでした。
「覚悟はある……僕は戦う!」
デュランダルとの問答の末、
キラはこのセリフを自らの覚悟と共に言い放ちます。
その思想は歪んでいたとしても、
デュランダルの提唱したデスティニープランは世界の平和や人類の未来を願って考えられていたのは事実でした。
その案を蹴ってまで自分たちの主張を押し通そうとしたキラの、
これからも戦い続けるという決意が込められているセリフです。
ラクス暗殺未遂事件が起きるまで、キラは前作で負った心の傷を癒す為に、
世界から背を向け逃げ続けていました。
そんな彼だからこそ、
デスティニープランを否定した後に起きるであろう問題に今度こそ背を向けず向き合うと覚悟したのだと思います。
「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ」
『FINAL PLUS』及びスペシャルエディションにて追加されたオーブの慰霊碑でシンと和解する際に言ったセリフです。
かつてオーブの慰霊碑の前で、キラとシンはお互いのことを知らずに出会いました。
その際シンが言っていた「いくら花を植えても人はまた吹き飛ばす」という言葉に対して、
その時はキラも返答が出来ませんでした。
このセリフはその時のシンの言葉に対するキラの答えだと思います。
スポンサードリンク
キラヤマトの搭乗機体を人気順でまとめてみた!
こちらの記事ではキラ・ヤマトが『SEED』~『SEED Destiny』の間に搭乗した機体を、
人気順でまとめました。
1位 ストライクフリーダムガンダム
[afTag id=511]
型式番号:ZGMF‐X20A
全高:18.88m
重量:80.09t
動力:ハイパーデュートリオンエンジン
武装:31㎜近接防御機関砲
カリドゥス副層ビーム砲
クスィフィアス3レール砲x2
ビームシールドx2
高エネルギービームライフルx2
シュペールラケルタ ビームサーベルx2
スーパードラグーン 機動兵装ウィング
『SEED Destiny』においてフリーダムを失ったキラが乗った2代目主人公機です。
一応フリーダムの後継機として説明されていますが、
実際はフリーダムの量産機として同時期に開発を進められていた機体なので、
正確には兄弟機と言えます。
開発当初では搭載予定だったドラグーン・システムと新型高機動スラスターの開発が遅れ、
結局日の目を見ることなく封印されたという経緯を経てラクスに協力するクライン派により奪取され、
インパルスガンダムなどのセカンドステージシリーズの機体データとキラのフリーダム運用データを反映させて、
キラ・ヤマト専用機として開発・製造されました。
フリーダムからはバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲がオミットされ、
代わりに腹部にカリドゥス副層ビーム砲が追加されています。
また、2丁あるビームライフルは連結することでより強力なビームを放てるようになります。
特徴的な関節部分が金色に光るのはPS装甲(後述のストライクにて詳細説明)によるもので、
キラの操縦によってかかるフレームへの負荷をPS装甲のエネルギーとして放出した際に光るとのことです。
フリーダムと同じく1対多を想定した機体で、
劇中でもマルチロックシステムを使った『ハイマット・フルバースト』による殲滅力の高さと、
高機動性が売りの機体です。
その性能とキラの腕が合わさり、
なんと初出撃から一度も本編中被弾したことがないとのこと。
劇中の活躍からC.E.73時点で最強のMSと言われています。
名称についてですが、当初は『スーパーフリーダム』という名前で登場する予定でしたが、
登場前に起きた『スーパーフリー事件』を連想される為急遽名前が変更されたという逸話があります。
2位 フリーダムガンダム
[afTag id=513]
型式番号:ZGMF‐X10A
全高:18.03m
重量:71.5t
動力:核動力
武装:ピクウス76㎜近接防御用機関砲
クスィフィアス・レール砲x2
バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲x2
ラケルタ・ビームサーベルx2
ルプス・ビームライフル
対ビームシールド
『SEED』におけるキラ・ヤマトの2代目主人公機。
プラントのラクス・クラインに保護されていたキラがラクスより託されます。
ストライクを始めとした地球連合のGAT-Xシリーズとザフトの技術力が融合して作られた、
CE71時点のハイエンド機。
兄弟機であるジャスティスガンダムとは対称的に1対多の戦いを得意としており、
背部のウィングを展開したハイマット(高機動空戦モード)と
背部と腰部の砲を展開したフルバーストモードを併用したマルチロック攻撃
『ハイマット・フルバースト』による広域殲滅攻撃は初めて見た視聴者の度肝を抜きました。
CE世界ではザフトによって散布されたN(ニュートロン)ジャマーの効果で核動力が使用できなくなっていますが、
フリーダムにはそのNジャマーを無効化するNジャマーキャンセラーが搭載されており、
他のバッテリー駆動機体とは一線を画したパワーを持ちます。
その為GAT-Xシリーズのよりも強力なビーム兵器とPS装甲のエネルギー切れを理論上無くすことで
攻撃性能・防御性能がGAT-Xシリーズよりも高くなっています。
また、専用のサポートメカ『ミーティア』により大幅に火力・推進力が上昇させることが出来ます。
『ガンダムSEED』ではキラの2代目の愛機として活躍し、
広域殲滅能力の高さで多くのMSを倒し、エース機相手でも活躍を見せ、
『SEED』のラスボスとも言えるプロヴィデンスガンダムを撃墜しました。
『SEED Destiny』では大破したフリーダムは秘密裏にオーブのアスハ別邸の地下に運び込まれて修理されており、
ラクス暗殺事件を契機に再び日の目を浴びます。
その後、インパルスガンダムに撃墜されるまでキラの愛機として活躍しました。
3位 ストライクガンダム
[afTag id=518]
型式番号:GAT-X105
全高:17.72m
重量:64.8t
武装:イーゲルシュテルン
アーマーシュナイダー
57㎜高エネルギービームライフル
対ビームシールド
『ガンダムSEED』の初代主人公機であり、
平成のファーストガンダムを目指して生み出された機体です。
本機は5体あるGAT-Xシリーズの一機であり、
唯一ザフトに奪取されませんでした。
ストライクの特徴は何と言ってもこの機体の代名詞である『ストライカーシステム』ですね。
作中では宇宙や地上での高機動戦闘に対応した汎用性のある『エールストライカー』、
320㎜超高インパルス砲アグニを装備する遠距離砲撃戦用の『ランチャーストライカー』、
15.78m対艦刀シュベルトゲベールを持つ対MS及び近距離戦用の『ソードストライカー』など、
状況に応じて装備を戦場の中で変えるという方法を採用しています。
また、GAT-Xシリーズ共通として被弾時に装甲を通電させることで装甲の特殊素材が相転移して硬化し、
殆どの物理攻撃を無力化するというPS(フェイズシフト)装甲が採用され、
その当時のザフト製MSの武装ほぼ無力化することに成功しました。
PS装甲は通電時に機体が非通電時の鉄灰色から鮮やかに色が変わるのが特徴で、
この時の色が変わるシーンが印象的なファンは多いのではないでしょうか?
無論PS装甲にも弱点があり、被弾が多いとその分活動時間が減ること、
ビーム兵器には無意味であることです。
その為、作中では主に奪取されたGAT-Xシリーズとの戦いが多かったからなのか、
残念ながらあまり実弾に強いという設定が生かされていない様に思えます。
『ガンダムSEED』ではキラがフリーダムに乗り換えるまでの愛機として活躍します。
初出撃でザフトのエース『黄昏の魔弾』ミゲル・アイマンのジンを
ナイフ型の武器『アーマーシュナイダー』で撃墜したシーンは印象深いものでした。
キラがフリーダムに乗り換えた後はオーブで修理され、ムウ・ラ・フラガが搭乗しました。
HDリマスター版ではオーブ防衛戦において設定上存在していた
『マルチプルアサルトストライカー』を装備した
『パーフェクトストライクガンダム』として出撃し、
ファンを沸かせました。
スポンサードリンク
まとめ
[afTag id=515]
今回の記事はいかがだったでしょうか?
キラ・ヤマトの名言集はどうでしたか?
やはり『SEED』の時の方が名言が多い気がします。
また、キラが乗った機体を人気順でまとめましたが、その参考としてNHKで行われた『発表!全ガンダム大投票』を参考にし、決めました。
やはりストライクフリーダムはその強さ、デザインの格好良さから断トツの人気でしたね。
ただ、個人的にはストライクの武骨さがあるデザインも気に入っているのですが、読者の皆さんはどの機体が好みなのでしょうか?
『SEED』の機体はプラモデルも豊富に出ているので、作ってみるのもいいかもしれません。